こんにちは、矯正5年目のPerokiです!
1本あたり「104万円」の価値があると言われている私たちの歯。そんな大事な歯、できるだけ長く、健康に保ちたいですよね。
そこで私が選んだのが「インビザライン」という矯正方法。なぜこれを選んだかの詳細は別記事でお話ししますが、ここではメリットだけじゃなく「そんなこともあるのか…!」というリアルな体験談も交えて解説します!
- インビザライン5年目のビフォーアフター|イラストで紹介
- 1.抜歯が必要なことがある
- 2.矯正費用が高い
- 3.1日の装着時間が長い
- 4.矯正中に飲食の制限がある
- 5.矯正中は歯をきれいに保つのが大変
- 6.新しいマウスピースに交換すると歯が痛い
- 7.固定装置や輪ゴムの装着が必要なことも
- 8.乾燥肌には辛い口端の裂け
- まとめ:それでも矯正してよかった
インビザライン5年目のビフォーアフター|イラストで紹介
私がインビザラインを始めたきっかけは、主に次の3つの理由からでした。
- 上の前歯2本が少し出っ張っていたこと
- 下の歯に90°のねじれがあり、すきっ歯が目立っていたこと
- 上下の歯の中心がずれて、噛み合わせが悪くなっていたこと
幼少期の歯の生え変わり時に、十分なスペースが確保されていなかったことが原因の一つでした。このため、歯並び全体のバランスを整え、噛み合わせを改善するには、レントゲンの撮影と抜歯が必要でした。
1.抜歯が必要なことがある
「歯並び改善は親知らずから」これは歯科矯正では常識のようです。私自身もレントゲンを撮るまで分からなかったですが、親知らずが埋まっている場合でも手術で抜歯する必要があります。
親知らずの抜歯は痛いと聞いていたのですが、大変なのは抜いた後でした…紹介された病院で抜歯をしたのですが、麻酔をかけていたため、痛みはあまり感じません。ただ、麻酔が切れてからは痛みと高熱があり、ろくに食べ物を噛むことができない生活がスタート。これがしんどい。
1週間ほど固形物を噛むことができず、ゼリータイプの食事や、野菜ジュース、おかゆで栄養を補給していました。同じものをずっと食べていると飽きるので、食べられそうなものを事前に準備しておくことをおすすめします。介護食コーナーがとても役に立つことは、覚えておいて損はないでしょう。
2.矯正費用が高い
インビザライン自体の費用に加え、抜歯や定期検診、交通費、固定器具代など、結構な額が積み重なります。私自身、この5年間で120万円ほどかかっています。
同意書を書く前に「トータルでどれくらいなのか」「マウスピースを作り替えるごとに追加で費用は掛かるのか」などは確認しておきましょう。
審美目的ではなく、医療目的であればインビザラインにかかる歯科矯正費用を確定申告することできます。これにより、税金の一部が控除されることも。確定申告や税金について勉強するきっかけを作れたことは良い変化でした。確定申告できるかどうかは歯医者の担当者に聞くと分かります。
3.1日の装着時間が長い
想像以上に時間がかかる!インビザラインのマウスピースは、1日のうちなんと12~16時間装着が必要です。食事の時以外はほぼずっとしているようなもので、最初は少し息苦しさを感じました。
外でご飯を食べるときも毎回マウスピースを外してから。好意でお菓子や飲み物などを頂く事もあるため、「歯を磨いたばかりなので」「矯正中で飲食に制限があって」など、スムーズな断り方を用意しておけるといいでしょう。意外と矯正に興味を持ってくれる人も多いので、話が盛り上がることもあります。
4.矯正中に飲食の制限がある
「マウスピース装着中は色のついた飲み物NG!」という指示のため、水分補給は水のみが基本です。普段の生活ならそこまで困らないのですが、運動中や小腹が空いたときは「マウスピースを外すか、どうしようか…」と迷うことも。
水を入れた水筒を持ち歩くことで、経済的に過ごしています。水があれば、屋外でもササッとマウスピースをすすぐこともできるので、好きなタイミングでマウスピースを外せるようになります。
おかげで間食が減り、健康的な生活が送れるようになったのは思わぬメリットでした。
5.矯正中は歯をきれいに保つのが大変
長時間マウスピースを装着していると、汚れがどうしても気になりがち。どんなに気を使っていてもマウスピースに汚れは溜まり、移動中の隙間が広がった歯の間に詰まったものも取れない。そんな状況が続いてしまいます。
マウスピースの汚れは超音波洗浄機、歯の間の詰まりにはデンタルフロスでこまめに綺麗にしてきます。超音波洗浄機はマウスピースだけでなくメガネや時計、指輪やピアスといった貴金属にも使用できているので、今ではもっと早く買っておけばよかったと後悔しています。
6.新しいマウスピースに交換すると歯が痛い
定期検診の際にまとめてマウスピースをもらうのですが、交換の周期は2週間前後。新しいマウスピースに交換するたびに、歯がズキズキ。まるで歯が少しづつ移動しているような感覚で、食事のときは嚙むたびにほんのり痛みが。我慢出来ないほどの痛みではないですが、交換後3,4日は痛みが続きます。
食事後の痛みから解放されるために、短時間で綺麗に歯磨きができるようになりました。電動歯ブラシは必須アイテムです。
7.固定装置や輪ゴムの装着が必要なことも
歯の移動をさせるために、上下の歯に留め具をつけて輪ゴムをかけることも。時々口の中でパチンッとゴムが弾けてしまうと、痛みのあまり思わず声が出てしまうことも。
矯正の話になったとき「口の中でゴムパッチンをされています。」とちょっとした笑い話にしています。
また、上下の歯を輪ゴムで調整しているときは、夜中の口呼吸が減ることも。これは思わぬ利点でした。
8.乾燥肌には辛い口端の裂け
マウスピースをつけるために口を大きく開けることが増えるのですが、乾燥しやすい人は唇の端が裂けがち。これをきっかけに、季節を問わずリップクリームが手放せなくなりましたが、口元ケアの習慣ができたのでプラスに捉えています!
まとめ:それでも矯正してよかった
気の重くなるような話ばかりをしてしまいましたが、矯正をしたことを全く後悔していません!歯並びがよくなったことで、笑顔にも自信がつき写真を撮る回数も増えた気がしています。
年齢を重ねると骨も硬くなり、歯が動きづらくなってしまうため、気になっている方は少しでも早いうちから治療を始めることをおススメします。
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